はじめの章、MONDAYです。
この章はさらに4つに分かれていて、Anna、Campbell、Sara、Brianという人物4人がそれぞれ語っているという構成です。
今回はまず、MONDAYのAnnaの部から。
ここで、プロローグの語り手IはAnnaであったことがわかります。
Annaは13歳。
16歳の姉Kateと、18歳の兄Jesseがいます。
そして両親の5人家族。
舞台はアメリカ、ニューイングランド地方にあるロードアイランド州の、アッパーダービーという町です。
Kateは2歳のときに白血病であると診断されました。
このことこそ、Annaが誕生することになった理由でした。
Annaは、Kateのドナーとして最適なように、科学的操作によりつくられた子供だったのです。
だからAnnaは、もしKateが健康だったら自分は生まれていないかも、と考える。
Kateに必要な白血球や骨髄の採取時には、当然体に傷がつくし、とても痛い。
病人ではないはずなのに、まるで病人のような苦しみを味わう。
そしてそれはAnnaの意志に関係なく行われる。
だから、自分の体を守るために両親を法的に訴えたいのだと、かつて神を訴えたことがあるという有名な弁護士Campbell Alexanderのもとを訪れます。
父にもらった大切なハートのロケットペンダントを質屋に売ったりして集めたお金を持って。
と、あらすじとしてはこんな感じでしょうか。
わたしは映画を見ましたが、こうして改めて文字で読んでみると胸が詰まります。
Annaの苦しみがひしひしと伝わってきて、完全にAnnaに同情、共感してしまいますね。
プロローグからAnnaの一人称で語られるところを見ると、著者にもそういう意図があるのでしょう。
これは実話をもとにして書かれた小説だというのもまた驚きです。
映画を見たときよりもいっそう、いろいろ考えさせられそうな予感がしています……。
◎単語メモ
acute promyelocytic leukemia 急性前骨髄球性白血病
molecular relapse 分子再発
granulocyte 顆粒白血球、顆粒球
portacath 中心静脈穿刺(Port-A-Catheterということでしょうか)
leukocyte 白血球
stem cell 幹細胞
marrow 骨髄
dialysis 血液透析
kidney 腎臓
★質問
ここでひとつ質問があります。
Kate, as usual, has swapped so that she has all the funchy ones that don't feel like rocks under your neck.
この文の中の、funchyというのはどういう意味でしょうか。
辞書にも載ってないし、ネット検索してみても人名以外には見つけられませんでした。
訳書の文庫を見てもfunchyは訳出されていません。
ちなみにこの文は、わたしの持っているPOCKET BOOKS(ISBN:9781439157268)の版で14ページの2行目から3行目にあります。
枕の話で、首の下で石のように(ごろごろ)感じない、funchyな枕に交換している、という意味あいの文です。
なのでおそらく、ふわふわの、といったような意味なのかな、とも思うんですが、はっきりしないのがどうも気持悪くて……。(^o^;)
どなたかわかる方いらっしゃいませんか~。
参加者でなくてもかまいません。
どなたでも、わかる方がいたら教えてください。
あぱぱ◆CL-0084