2009年6月19日金曜日

The Crown ( M. R. James / PGR1)

舞台はイギリスの小さな海辺の街、Seaburgh。
まだ寒さ残る4月で、観光客もいない。
休暇でここを訪れた語り手である I とその友人Henry Long が、夜、ホテルでくつろいでいると、Paxton と名乗る一人の男がただならぬ様子で部屋をたずねてきた。
どうしたのかと聞くと、男は話し出す。
土地の人から聞いた、この国を守っていると言われる3つの王冠の話を。

おもしろかったです!
これはもう、ミステリーというかホラーというかサスペンス。
けっこう怖くて、ドキドキしながらするする読めました。

あの影は何なの、誰なのーーーーーっ!!!
謎が明かされぬまま、事件も不可思議なまま、終わるんですよ。
読後、どういうことなのか考えてしまいます。

基本 I の独白なんですが、Paxton の話が挟まれていて、作品としてよくできてますね。完成度がGRとは思えない一冊です。

ところで、イギリスの海辺にある Seaburgh という街は実在するんでしょうか?
また、どう発音するんでしょう?
気になって調べてみたんですけどわからないんです。
おわかりになる方、教えてください!

あぱぱ◆CL-0084

Marcel and the Shakespeare Letters ( Stephen Rabley / PGR1)

ねずみのマーセルシリーズはもう全部読んだと思っていましたが、これがまだ残っていることに気づいて読みました。

今回の舞台はロンドン。
毎年11月になると、友達の Henry のところに遊びに行くMarcel は、今年も訪ねたのでした。
すると、Henry の住む建物に住んでいるBarton 教授のもとに、なんとシェイクスピアが息子にあてて書いた手紙があると聞き、それを見てみたくなったMarcel は、Henry とともに教授の部屋へ。しかしそれは盗まれていて金庫は空っぽだった! さあ、取り戻さなくては!!

ちょっとドキドキしました。
金庫の爆破音をGuy Fawkes Day の花火の音に紛れさせるところなんか、うまくできてると思います。

ただ犯人を特定するのにけっこうあやふやというか、本当にその人が犯人なのかどうか確証がないまま、けっこう決めつけて近づいていくので、その辺がねずみだなぁと思ってしまいますね。(笑)

ところで、Guy Fawkes Day というのは初めて知りました。ちょっと調べてみましたら、キリスト教にまつわる火薬陰謀事件にちなんだ日だそうで、だから花火を上げるんだそうです。
こういう事件をお祭の日(なのかな?)にしちゃうというのも、やっぱりキリスト教関連の事件だからでしょうか? 日本ではありえない記念日ですね。でも知らないだけで地方にはけっこうあったりするのかしら?

あぱぱ◆CL-0084

The Missing Coins ( John Escott / PGR1)

ちょっとしたミステリー。イングランドのバースが舞台で、学生(おそらく大学生)のCarlaとPeteが主人公。まあまあおもしろかったです。

はじめはわたしもCarlaと同じように「何だこの店」と不愉快極まりなかったけど、後に事情がわかって納得。でもやっぱり、店に入ってくる学生をここまであからさまに疑うなんて、客に対してめっちゃ失礼だと思う。

まあこの人数では犯人はこいつらしかいないだろうとは思いましたが、短時間でそれを、しかもトリック(というほどのものでもないが)まで見抜くとは、なかなかやりますねCarlaちゃん。

挿画が、表紙の雰囲気とはずいぶん違うので、本を開いたときにちょっと驚きました。内容も、表紙から受けるイメージとはちょっと違う気がします(今は新装版が出ていて、わたしが持っているのとは表紙が違うので、中の挿画も変わったのかどうか、というのはわかりません)。

あぱぱ◆CL-0084

Marcel Goes to Hollywood ( Stephen Rabley / PGR1)

レベル0でも読んだ、ねずみのマーセルシリーズ。

今回はマンガ形式なので絵がたっぷり楽しめました。
色鉛筆のやわらかい色とタッチ。
雰囲気がよく出ていて、絵をじっと見ているだけでも楽しい。

今回は、セリーヌといっしょに休日を過ごすために来たハリウッドで事件を解決します。
それもやっぱりねずみだからこそできる方法で。

事件解決後の二人(二匹)がかなりかわゆいです。
最後のコマがとくにお気に入り。
こんなかわいいねずみたちが人間の誘拐事件を解決しちゃうなんて、ブラーボ! です☆

あぱぱ◆CL-0084

2009年6月10日水曜日

The Madness of Lord Ian Mackenzie 読了

読み終えました。

一気に読むのはちょっともったいない、そんな感じのロマンス

でした。

最後は予想外の展開でしたが、めでたしめでたしです。

マッケンジー家の残り3人のロマンスも読んでみたくなりました。

2009年6月9日火曜日

The Madness of Lord Ian Mzckenzie 16章まで

Fellowの手を逃れるためか、急遽Ianと結婚したBeth。

二人はそのままパリを離れ、スコットランドにやってきた。

そこには長男でDuke of KilmoreganであるHartがいる。

気の毒に思いつつも、HartはIanの頭がおかしいと思っているの

でしょう。そして、Bethとの結婚には反対。しかし、Fellowの追求を

逃れるにはよいと判断したようですが。

そういうのは、Bethには気分の良いものではありませんね。

Ianは本当に殺人を犯したのか? 彼の当時の記憶は一体

どうなっているのか?

いつまでも鮮明に残る記憶というのはどんな感じでしょうね。




2009年6月4日木曜日

The Madness of Lord Ian Mackenzie 5章まで

5章まで読みました。

マッケンジー家の四部作の1作目なんですか。

なるほどマッケンジー家は4人の兄弟がいるようだから、それぞれが1つの

作品ってことになりそうですね。

その第一作がマッケンジー家の末っ子Ian。

精神病院にいたというだけあって、その心、というか感情には興味深いもの

がありそうです。狂気と天才とまではいかなくても、天才の片鱗はみえている

ようです。

感情の欠落がありそうなんですが、それをBeth Ackerleyが癒してくれるの

かな?

さて、第5章では、Ianを長年疑い付け回っていた刑事がフランスにまで

追いかけてきています。Ianを殺人犯と信じ込んでいるようです。

状況は極めてIanに不利、とはいえ物的証拠はなさそう。

19世紀というやや古い時代でありながら、主人公IanとBethはそうした

因習には無関係な人たちのようです。そこがまた魅力的ですね。




2009年6月2日火曜日

月イチロマンス、再開はヒストリカルロマンスから

みなさん、こんにちは。

6月から月イチロマンス読書会を再開します。再開第一弾は、ヒストリカルロマンスです。

The Madness of Lord Ian Mackenzie (Leisure Historical Romance) (Mass Market Paperback)
Jennifer Ashley

19世紀後半のイギリスとスコットランドを舞台にしたマッケンジー家の四部作の1作目にあたります。ヒーローはMad Mackenzieと呼ばれる末弟Ian。子供のころからその人生のほとんどを精神病院で過ごしたIanは周りからも変わり者と呼ばれていた。一方で、頑固でハンサムであるIanがどんな相手とロマンスを繰り広げるのか。アメリカのAmazonでも評判の高い作品なので、読むのが楽しみです。

さて、来月7月の課題もご紹介しましょう。7月の課題はDeathシリーズのPB最新作、Salvation in Death  (J.D. Robb)です。Deathシリーズはすっかり年2回のお楽しみですね。こちらも楽しみです。

Enjoy reading~!

Yuri


更新のお知らせ

こんにちは、あぱぱです。
先ほど、クリフナウとトップページを更新しました。

6月に入りましたね。
今月からいよいよ月イチ★ロマンス読書会が始まります。
今月の本は、
"The Madness of Lord Ian Mackenzie" by Jennifer Ashley
シリーズ1作目なので、初めての方もどしどしご参加くださいね。
まもなく担当者から書き込みがあると思いますので、どうぞお楽しみに!

あぱぱ◆CL-0084